中日"夢"サークル平成16年12月11日新聞掲載分
受講者は50名!
第25回 中日 "夢" サークル
干支の切り絵作り
11月25日開催

中日新聞販売店と尾北ホームニュースは、共催の地域事業「中日”夢”サークル」の第25回「干支の切り絵」を11月25日、大口町健康文化センターほほえみホールで開催しました。参加者は50人。講師は元小学校長の多和田鉄平さん=犬山市中山町。

【講師/多和田鉄平さん
◎講師(多和田鉄平さん)プロフィール
多和田鉄平さん=犬山市中山町在住。元小学校校長。平成3年から趣味で貼り絵・切り絵を始める。公民館等の講座で講師を務めるほか、切り絵・貼り絵のサークルを主宰するなど活躍中。


●「鶏の家族」の切り絵作り 
仲むつまじい図柄に受講者もニッコリ
切り絵は、黒い台紙の上に型紙を置き、型紙に沿って台紙ごとカッターで切り抜いてモチーフの輪郭を作り、切り抜いた部分にさまざまな色の和紙を張りカラフルな作品に仕上げていくものです。今回のモチーフは来年の酉年にちなんで鶏の家族、おんどり・めんどり・かわいいひよこ3羽。色の濃い部分から切り抜いて、裏から指定された色の和紙を張り、同じ色の箇所をまとめて行い次の色に移るという作業です。参加者はまず、慣れないカッターに四苦八苦。最初は「カッターなんて触ったこともないわ」「うまく切れない」と言う声が聞かれましたが、作業が進むうちに「子どものころの工作の時間を思い出して楽しいですよ」と、皆さん夢中になりました。最後に切り抜いたモチーフを色紙に張り付け、約1時間半で完成です。切り絵は初めてという参加者が多く「自分の干支が酉なので、ぜひ作りたいと参加しました」と話す扶桑町の三品文乃さんは、カッターの切れ味が悪く切り口が少しボコボコしてしまい「もう一度家でカッターの刃を替えて挑戦してみたい」。犬山市の斉木美和さんは「楽しいです。夢中になれますね。夢サークルは託児があるので毎回楽しみ」と話します。大口町の武石多美子さん、松永美夏さん親子は「やり始めると夢中になります」など、完成した色紙を持って、皆さんにっこり笑顔となりました。
戻る