中日"夢"サークル平成15年09月20日新聞掲載分

植木鉢に秋の庭 「プリザーブドフラワー講習会」に60人が参加

第21 回 中日 "夢" サークル
「プリザーブドフラワー講習会」
9月4日開催しました


中日新聞販売店と尾北ホームニュースは、共催の地域事業「中日夢サークル」の第21回講習会「プリザーブドフラワー講習会」を4日、大口町健康文化センターほほえみホールで開催しました。講師は、岩田真美さん(アトリエ・ル・ベール主宰=江南市五明町石橋)。

【講師/岩田真美さん

参加者60人は始めに岩田さんから、プリザーブドフラワーについての説明と、取り扱いの注意点を聞きました。体に優しい有機物と色素を吸わせて加工した花や葉は、みずみずしい鮮やかな色と柔らかさが長期間楽しめます。
講習ではテラコッタの植木鉢の上に、木の枝、バラ大2個、小3個にライスフラワー、アジサイ、リーフや木の実、麦などをアレンジして「秋の庭」をイメージしたトピアリーを作りました。
素材を植木鉢の土台に刺すために、バラなどに細いワイヤーを通す作業では、繊細な材料をつぶさないようにと参加者は真剣な面持ちに。ワイヤーを通した材料を植木鉢に自分のイメージでバランスよく配置していきました。
友人同士で参加した江南市の丹羽加奈さんと石井幸代さんは「楽しかったです」と声を弾ませ、託児を利用した丹羽さんは「この時間だけは、子どものことを忘れて夢中になってできました。アレンジメントは何度でも、やり直しができるところがわたしにピッタリですね」とのこと。
「姉の結婚式のブーケがプリザーブドフラワーだったので、そのときから興味がありました」と話す古田悦子さん=扶桑町山那。「花や葉にワイヤーを付け、飾り付けを始めるときは緊張しましたが、楽しんで作りました。プリザーブドフラワーにはまりそう」と、作品を手ににっこり。
「夢サークルは初めてです。うれしい」と参加を喜ぶ武川ひとみさん=大口町下小口=は「初めてなのでとまどったり、ワイヤーを隠すのに少し苦労しました。アートフラワーには関心があるので、子育てが終わったら本格的に始めたい」と話し、先生に「和風ですね」と言われた通り、サンキライのボールにライスフラワーを付けた、個性的な作品に仕上げていました。