 シンガポールは赤道直下、熱帯モンスーン気候です。乾季と雨季はありますが、年中最高気温33度前後、最低気温26度前後で、晴れ時々曇り時々雨の毎日。雨季は若干雨の日が多いのですが、一日中雨の日は皆無です。季節感が無いのは気候ばかりではなく、中学校の行事も愛知県の季節感とは随分違ったものです。６月中旬に体育大会、９月末に合唱コンクール、２月に２年生タイ・チェンマイへの修学旅行。どの行事も日本の季節感とは違ったもの。先日、シンガポール日本人学校中学部では合唱コンクールを実施しました。学校からはやや離れた専門学校の芸術センターのホールを借用して行いました。日本で行われている合唱コンクール同様、各学級や学年の合唱発表で、私たちは大きな感動をいただきました。精一杯合唱する姿は素敵なもの。シンガポールのローカル校では学級ごとに発表するような合唱コンクールはなく、合唱クラブが学校内外で活動している程度だと聞いています。もう一つ、季節外れなものがあります。インフルエンザの流行です。シンガポールでは１年間を通して流行する可能性があるそうですが、本校中学部では10月初旬に流行のピークを迎えました。日本同様、学級閉鎖を実施することになり、家庭への連絡や迎え依頼など、対応に大わらわになりました。
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