HOME YouNet-TOP


新聞から学ぶ環境への取り組み (H29.02.17掲載)
「環境」をテーマに総合学習を進める扶桑東小学校4年生で2月9日、新聞を活用した環境学習が行われました。地元の中日新聞販売店主らが行う出前授業で、新聞の読み方や新聞報道で取り上げられていた環境への取り組みを学習し、環境にやさしい取り組みとして、新聞紙を使ってエコバッグ作りをしました。
新聞には、記事の内容が一目で分かる見出しと、本文を簡単にまとめたリード文(前文)があることを説明する扶桑東専売所の高瀬さん。「まずは見出しやリード文を読み、関心があるものを読み進めてみては。知らない漢字があっても、知っている漢字でかなり読み進めることができる」と、見出しやリード文を手掛かりにすることで読み進めやすくなると助言しました。さらに、記事の配列がどこにつながっていくのかなど読み進め方なども示し、「環境」をテーマにした記事を提示。「給食から学ぶリサイクル」として食べ残した給食を肥料にして大豆作りに活用し、みそに加工する取り組みや、「『紙』回収で利益」として1629万㌧の古紙で2700万円の収益を上げた田原市を紹介し、きちんと分別することで3600万円にもなるなどの記事も。資源ごみ回収の収益で被災地支援を計画する取り組み紹介では、同校で取り組んでいるエコキャップ運動につなげ活動への意欲づけもしました。
                 *          *           *
環境への取り組みの数々を知った後は、自分たちでできるリサイクルとして新聞紙を活用してかごやバッグが作られていることを紹介。販売店が持参した新聞の中から自分の気に入った絵柄を探し出し、1枚の新聞紙を折ったり両端を折り曲げたりしながら作るエコバッグに挑戦しました。

・・・続きは紙面をご覧ください。

新聞活用で生きる力はぐくむ (H28.09.16掲載)
「教育に新聞を」と、教育現場で新聞を活用し、生きた教材として学びに生かすNIE。「Newspaper In Education」の頭文字をとって「NIE」と呼ばれる取り組みはアメリカで1930年代に始まり、日本では1980年代から広まりました。児童や生徒の生きる力を育む「生きた社会の教材」として新聞を取り入れた学習は近年、全国各地の小中高校などで取り組まれています。今年8月4、5日には大分県で第21回NIE全国大会大分大会が開かれ、来年8月3、4日に名古屋大会が名古屋市内で開催されます。 
「新聞でわくわく 社会と向き合うNIE」をスローガンに行われた大分大会には、NIEに取り組む教員や各新聞社から約1400人が参加。2日目の分科会では、地元で取り組んでいる新聞を活用した「社会の今」を学ぶ学習や、記事から自分の考えを深める授業の様子が公開され、「行政との連携で進めるNIE」「学校図書館とNIE」「主権者教育とNIE」「NIEのカリキュラム化」など、NIEを推進するための環境づくりへの取り組みも紹介されました。大会に参加した、中日新聞販売店主で尾張北部地域を中心に小中学校などで新聞を活用した出前授業などをする「新聞生かし隊」の高瀬成就隊長は、「今まで教育現場と新聞社が中心になって進めてきたNIE活動に地域が加わることで、よりNIEが促進されると実感した」と隊の活動に手応え。「地域も行政も一緒になって取り組むことで、自分の意見を持ち行動する子どもたちの育成がより充実する」と、連携の大切さを強調します。また、「家庭でも親子で一緒に新聞を」と、中日新聞社主催の新聞切り抜き作品コンクールへの出品も呼び掛けます。

・・・続きは紙面をご覧ください。


新聞活用の取り組み募集
ゆ・ねっと編集室では、家庭や学校、地域、グループ、友達同士など、社会の今を知る学習や親子の会話などに生かす、新聞活用の取り組みを募集しています。


情報提供は、ゆ・ねっと編集室  〒483-8107 江南市石枕町白山55-1 か Eメール younet@po.mirai.ne.jpまで。


(1) 住所
(2) 氏名
(3) 年齢(学年 )
(4) 電話番号
(5) 取り組みの内容(簡単に) を記してお送りください。