You Net(ゆ・ねっと)で紹介した記事の一部を掲載しております
(30.08.10掲載)
―食事バランスガイドを活用しよう―
血管を若く保つバランスの良い食事
血糖値やコレステロール、中性脂肪が高めの状態が長く続くと血管の老化が早まると言われ、定期的な健康チェックと合わせてバランスの取れた食事、適度な運動が推奨される昨今。40歳以上の健診結果から県内で血糖値が高めの人が多い市町の1つという扶桑町では、「元気で長生きする秘訣は血管を若く保つこと」と、運動編と栄養編の4回シリーズ「血液サラサラ教室」が6月から同町保健センター等で開かれ、参加した20人が適度な運動やバランスの良い食事などについて学びました。
毎日の食事に気を付けよう

「食事バランスガイド」で1日に食べたものをチェック
「血液サラサラに」と初回にポールウオーキングを体験し、2回目となる7月3日は「私の食事、適量はどれくらい?」として管理栄養士、大塚喜久子さんの指導でバランスの良い食事メニュー選びをした参加者。最初に、自覚症状がないまま悪化し、重大な病気や介護が必要となる原因にもなる「動脈硬化」の解説を受け、スタートしました。「動脈硬化」とは、血管がだんだんと弾力を失って硬くもろくなっていく血管の老化のことで、脳卒中や心筋梗塞など重大な病気の原因にもなり加齢に加え喫煙や高血圧、脂質異常、高血糖などの生活習慣病によって加速します。血管を若返らせる上で最も大切なのが毎日の食事で、ポイントは「減塩」と「摂取カロリーを減らす」こと。毎日の食事が健康的なものになるよう幅広い食品をバランス良く食べることが大切で、丼ものなどの単品料理よりも、ご飯などの「主食」、たんぱく質中心の「主菜」、その他料理の「副菜」の3つがそろったメニューがよく、1日のどこかに乳製品(牛乳なら200㎖、ヨーグルトなら150g、チーズなら30g)や果物(50〜100g)を取り入れることが大切だと言います。
1日に何をどれだけ食べる!?
毎日の食事がバランス良く取れているかを確かめるため、簡単に食事のバランスチェックができる「食事バランスガイド」。「食事バランスガイド」はコマのイラストにより、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいか分かりやすく示したもので平成17年に厚生労働省・農林水産省が決定しました。コマは上から「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」「嗜好品」の項目に分かれ、メニューの単位は「〜つ(SV)」で表し、1日に食べたメニューを項目と分量に合わせてそれぞれのマスを色づけしてチェックしていくもの。おにぎり1個なら主食を「1つ」、もりそばなら主食を「2つ」と塗っていきます。
 ・・・詳細は紙面をご覧ください。 
 

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