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 (H30.07.20掲載)
―自分たちのまちの歴史を知ろう―
子どもたちの待ちに待った夏休みがやってきました。夏だからできること、長い休みだからできることに挑戦する子どもたちも多いと思います。自分たちの住むまちの歴史を知るのも、新しい発見があるかもしれません。今月号では、江南市や大口町の歴史民俗資料館、犬山市の文化史料館・からくり展示館、青塚古墳ガイダンス施設などの展示内容を紹介します。
小口城址公園展示棟
高さ17mの物見櫓のある大口町の小口城址公園。展示棟には小口城を取り巻く城(砦)の地図模型があり、映像解説も。小口城に関する逸話のイラストパネル、小口城に関わりの深い人物画、出土品や古文書の複製が展示されています。
大口町歴史民俗資料館
常設体感展示室(約400㎡)のある大口町歴史民俗資料館(同町健康文化センター3階)には、「大口の時間小旅行―私の大口・私の想い出ー」として、昔の暮らしを知る展示が常設されています。明治から昭和の初め頃まで同町東部を南北に流れる木津用水で、工事用丸石を運び、帰りに日用品を運んだという「木津の曳舟」と呼ばれた実物大の舟や、昭和中期頃まであった水車などを展示。
青塚古墳史跡公園ガイダンス施設
前方後円墳で墳長123m、高さ12mの犬山市の青塚古墳。東海地区最大級の大きさで昭和58年に国史跡に指定。天正12(1584)年の小牧長久手の戦いの際、秀吉陣営の砦として使用されたことから「青塚砦」とも呼ばれています。ガイダンス施設では、青塚古墳の発掘調査で出土した鏃(やじり)や壺型埴輪、東之宮古墳の発掘調査で出土した銅鏡レプリカなどを展示。
『犬山市の文化財』
犬山市は文化財の入門書として、改訂版『犬山市の文化財』を作成しました。縦18㎝、横11㎝、オールカラー78㌻、税込み600円。54の文化財、郷土の偉人、文化財一覧、文化財体系図もあり、国、県、市の指定が一目で分かるマーク付き。人名、地名などの漢字には読み仮名も付いています。
犬山市文化史料館(城とまちミュージアム)&からくり展示館
江戸時代とほぼ同じ町割りのままの城下町にある犬山市文化史料館(城とまちミュージアム)は、武家文化、町人文化が花開いた江戸時代を中心に犬山の歴史や文化を展示紹介。現在は、展示室2で江戸、昭和、平成の犬山城鯱瓦を展示しています。
江南市歴史民俗資料館
江南市の文化財の一部をパネルで紹介し、市内の遺跡から出土した古墳時代の土師器や縄文式土器片などの展示に加え、昔の市の様子が分かる鳥瞰図などが常設展示される江南市歴史民俗資料館(同市文化会館1階)。同市は戦国時代に生駒氏、蜂須賀氏などの活躍の舞台となったことから、生駒家や旧家に残されている古文書が展示されています。
すいとぴあ江南2階・3階展示室
江戸時代からの木曽川の治水の歴史を振り返る展示が、すいとぴあ江南2階展示室で「木曽川物語」として紹介されています。木曽川に関わる植物、魚、昆虫、鳥、宮田の川祭りなどの紹介も。3階展示室「ふるさと広場」では、木曽川の石舟、江南の民話「やろか水」「鴨が池の蛙」「神明裏の人柱」をアニメーション映像で見ることもできます。
 ・・・詳細は紙面をご覧ください。 

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