高齢者ドライバーの交通事故が多発しています。平成29年3月12日から道路交通法が一部改正されるに当たり、あらためて、70歳以上の運転免許更新手続きについて確認してみましょう。 |
免許証の更新期間満了日において、70〜74歳は高齢者講習(3時間、5600円)、75歳以上は講習予備検査(30分、650円)と高齢者講習(2時間30分、5200円)を指定自動車教習所で受けます。 |
高齢者講習(名鉄自動車専門学校で) |
●高齢者講習
(1)ビデオなどで交通ルールを再確認。
(2)機械を使い動体視力、夜間視力等測定。
(3)教習車を運転し、指導員から助言。
(4)危なかった点などを話し合う。
●講習予備検査(3項目について検査)
(1)時間の見当識:検査時における年月日、曜日、時間を回答。
(2)手がかり再生:一定のイラストを記憶し採点には関係しない課題を行った後、記憶しているイラストをヒントなしに回答し、さらにヒントを基に回答。
(3)時計描画:時計の文字盤を描き、そこに指定された時刻を表す針を描く。
検査終了後に採点し「記憶力・判断力が低くなっている方」「記憶力・判断力が少し低くなっている方」「記憶力・判断力に心配のない方」を判定します。高齢者講習や講習予備検査は更新期間満了日6カ月前から受けることができ(事前に警察から通知)、75歳以上のドライバーは、高齢者講習の前に講習予備検査を受けなければなりません。受講は予約が必要。混み合っているため早めの予約を。
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