―シルバー人材センター―（２７.11.２０掲載）
地域を支える高齢者に |
| 「生きがいと社会貢献」として、60歳以上を対象に働く場を提供する各市町のシルバー人材センター。企業の定年延長などもあり全国的に会員数が伸び悩んでいますが、会員の平均年齢が70歳を超えるセンターも多く、元気な高齢者が活躍しています。草刈りや剪定、障子・網戸の張り替え、大工仕事などの作業に加え、託児や家事支援、地元企業への派遣、独自事業など、仕事の幅は広がりを見せています。入会や仕事の依頼は、お住まいのシルバー人材センターへお問い合わせください。 |
●顧客満足度の向上を目指して
 60歳以上を会員とし45歳以上の準会員制をとる大口町コミュニティワークセンター。一般作業に加え、平成17年には地産地消をテーマに「カフェきんもくせい」（同センター内）を開設し、住民に憩いの場を提供するなどまちづくりにも寄与しています。月・水・金8:30～16:00、火・木8:30～12:00にオープンし、喫茶（ドリンク250円）、ランチ（月・水・金11:30~14:00、500円、ドリンク付き600円）を提供。
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●力を注ぐ人材育成
 新しい会員確保に向け、今年度初めて市民対象の剪定講習会を開いた江南市シルバー人材センター。愛知県シルバー人材センター連合会が主催する高齢者活躍人材育成事業として、10月に学童保育従事者講習、11月に調理補助講習開催の協力をするなど、地域で活躍する人材育成に積極的に取り組んでいます。
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●人とのつながりを楽しみながら社会貢献
 温室で水耕栽培の独自事業に取り組む扶桑町シルバー人材センター。平成24年に始めた、託児ルーム「ころころルーム」（高雄シルバーハウス内）。育児経験豊富な会員が対応する子育て支援としての活動で、月曜~金曜9:00～16:00に6カ月から2歳児を対象に実施しています。「お互いに顔が分かれば、預けるほうも利用しやすい」と、月1回、開放日（無料）を設定して触れ合いの時間を設けています。
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●地域ニーズを掘り起こし就業機会拡大
 就業の機会に加え、会員同士のコミュニケーションの場、市民と会員とのふれあいの場として、平成18年9月にセンター南側にシルバーショップ「ワン丸」を開設した犬山市シルバー人材センター。月曜から金曜10:00～16:00に手作り品やリサイクル用品などを販売、毎週木曜8時15分ごろからは会員が栽培した農作物や季節の花などを販売する朝市を開いています。朝市は、15~30分ほどで完売する人気ぶり。木曜10:00～16:00には刃物とぎも行われ、気軽な利用につなげています。
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