仏壇に手を合わせる習慣を・・・240428掲載

仏壇販売
株式会社木村屋 法要事業部部長 平田大光さん(38)
葬祭総合サービスの株式会社木村屋が展開する、仏壇・ギフトの「メモリアル」は、おしゃれな外観を持つショールーム。扶桑町高雄下野のビバリータウン内に一昨年、誕生しました。店舗1階には観葉植物や生花、各種ギフト用品などが美しく展示され、まるでインテリア雑貨のお店を思わせます。しかし、入り口右手の階段を上がって行くと、そこは一転して厳かな雰囲気のフロア。きらびやかな金仏壇や、落ち着いた風合いの唐木仏壇などが並んでいました。「伝統的なものから現代風のものまで、さまざまなタイプの仏壇を取り揃えております」と話すのは「メモリアル」で仏壇を担当する、同社法要事業部部長の平田大光さん。仏壇・仏具に携わって17年になるそうです。平田さんは熊本県出身。大学卒業後は、九州に本社を置く国内最大手の仏壇屋に就職しました。社風に惹かれたのが動機でした、と話します。配属されたのは名古屋市内の店舗。約7年勤めた後、誘われて現職に就きます。「お客様の多くは、幣社で葬儀を営まれた方々です。深い悲しみにあるなかで仏壇を購入されるわけですから、そのご心情と故人への思いをくみ取って差し上げられるよう、ご相談の際には心掛けています」マンションにも違和感なく置ける、モダンでコンパクトな仏壇。扉を閉めるとインテリア家具のように見える、斬新なデザインの仏壇。ライフスタイルの変化に合わせて、こうした新しいタイプの仏壇も数多く登場しています。「宗派やしきたりも大事ですが、大切なのはその前の段階、故人を供養するという気持ちではないでしょうか。先祖を敬い、故人を偲ぶための仏壇であれば、形にとらわれることはないと思います」近年は仏壇のない家庭も少なくありません。かつては毎朝、仏壇に手を合わせる親の姿を見て子どもたちは育ちました。自身もそんな子どもだったという平田さんは「現代では昔とは仏壇の重みも違ってきました。信仰心も薄れてきているのでしょう。ただ、仏壇の購入で手を合わせ、先祖を供養するきっかけになり、ご家族が一つにまとまると嬉しいですね」と話していました。

株式会社木村屋

〒480-0102
愛知県丹羽郡扶桑町高雄下野7-2
ビバリータウン内

TEL 0587-91-0020
FAX 0587-91-0021



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