第54回 中日“夢”サークル

 親子で望遠鏡作り
星空観察しようと21組が参加!

工作した望遠鏡スピカ。三脚は付いていまん


中日新聞販売店と尾北ホームニュースは共催事業の第54回「中日“夢”サークル」夏休み親子講座「望遠鏡作りと星空観察」を9日、すいとぴあ江南で開催しました。親子21組が参加。

講師の大森秀彦さん
【プロフィール】
幼少期より星空に興味を持ち、1994年7月、木星にシューメーカーレビー第9彗星が激突のニュースで本格的望遠鏡を購入。同9月にすいとぴあ江南が開館し江南市で初めての天体教室が始まると、ボランティアとして参加、今年20年目を迎える。一宮地域文化広場、名古屋市科学館、岩倉市希望の家などでもボランティア活動を行う。星空写真を撮るなど、活動を通し、宇宙飛行士の毛利衛さんほか多くの著名人との交流もある。「江南の天体教室のボランティアが私一人しかいないので協力できる人がいたなら幸甚です」。

・・・大森講師が夏の星座の話・・・
最初に、大森さんの説明で国産の望遠鏡キット「コルキットスピカ」を親子で協力して組み立てました。
筒状の部品をつないで本体を作り、筒の中にレンズをセットする望遠鏡。「細かい部品があるので、なくさないように気を付けてください」と大森さんから注意。1時間30分ほどで望遠鏡が完成しました。
台風11号が接近するあいにくの天候となり、星空を実際に観察する事はできませんでしたが、持参した三脚に完成した望遠鏡をセットしてピントを合わせる練習をしたり、プロジェクターで夏の星座の話や、大森さんが撮影した星空の写真を鑑賞したりしました。
     
「楽しかったけど、どのパーツが何かというのが分からなかったから、少し難しかった」。「自由研究に使えるから参加した」。「星を見るのも工作するのも大好き」。「お母さんと一緒に、協力して作って楽しかった」、「お父さんと一緒にできて楽しかった」などの声が聞かれました。