参加者は最初に、足裏のどの部分に体重がかかっているかを、足裏測定器で診断。重心の位置や左右の足にかかる体重の状態を確認しました。「左右50%、プラスマイナス5%に納まっていればバランスが良いといえます。左右均等に体重をかけて立っていないと、体の歪みがひどくなります。前後のバランスも、現代人の85%くらいの人がかかと重心になっています」と土屋さん。 |
足の裏のどの部分に体重がかかっているのかを足裏測定器で診断、重心の位置や左右の足にかかる体重の状態を確認。 |
衰えやすいポイントを足(足首から先)、脚、お腹・胴体と背中・首の部分に分け、衰えた部分をチェックしながら、足指を回したり足指でグーを作ったり、脚の付け根に手を置き太股と腹部で挟んで立ち上がるなど、椅子に座ってできる「簡単日常体操」を学びました。 |
椅子に座ってできる「簡単日常体操」を学ぶ参加者。
講演後に「もともと腰が曲がって前かがみになっているが、訓練で治りますか?」「外反母趾と扁平足、治らないといわれましたが」などの質問が上がり、「弱い所を鍛える、最新のスポーツ科学では正しい刺激で90歳でも筋肉は強くなると言われています」と土屋さん。「スポーツウエアに着替えて『さあ、やるぞ!』と気合いを入れなくてもできる、日常生活の中で行う運動を」と呼び掛けました。 |
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