古くからドイツに伝わる民芸のトロッケンゲビンデ。日本人が生け花を楽しむように、ドイツの人たちは乾燥した木の実、花、草穂、種、香辛料をワイヤーでくくり、リースやシュトラウスなど様々な形の部屋飾りにして楽しんできました。 |
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今回のクリスマスツリー作りではまず、円すい状の発泡スチロールの土台一番下に、大きなマツボックリを10個並べて一周させます。 |
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その後2段目、3段目とマツボックリをメーンに、色のバランスやそれぞれの木の実の配置を考え、赤や青のリンゴやレモン、アンバーやマロニエの実をできるだけ隙間をなくすように、きっちりと刺していきました。 |
手芸は好きだけど、トロッケンデビンデは初めてと言う服部千佳子さんと、堀とわ子さんは「リースと違って、形がおもしろい」。「発泡スチロールに木の実を刺すのは、工作みたいで楽しい」。「ちょうどクリスマスの季節、募集の写真を見て応募した」と澤田寿江さんと大塚直美さん。講師の西澤さんの丁寧な指導で、3時間ほどかけてクリスマスツリーが完成し、どの参加者にも笑顔が広がっていました。 |
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