YouNet 21世紀の賢い健康体力づくり講座 (5)・・・(220821掲載)

いつまでも若さと美しさを保つ!お腹へこませ習慣 
フィットネス総合研究所
土屋 真人
http://www.fgi-jp.jp/
健康体力(脚筋力など)の衰えと「姿勢」は、密接に関係しています。健康体力が衰えてくると「骨盤の後傾姿勢」=「腰丸まり姿勢」になってきます。逆に「姿勢」が崩れてきたら、そろそろ健康体力が低下してきましたよ、という注意信号です。ちょっとした習慣を日常に取り入れるだけで、「美しい姿勢」を保ち、日常生活に必要な健康体力を維持することができます。ぜひ、お役立てください。さて、今回は「腰丸まり姿勢」を防ぎ、気になるお腹もひきしめる「お腹へこませ習慣」についてお伝えします。まずは試しに、お腹に注目して、腰を丸めて座ってみてください。どうですか?お腹に2段、3段と段ができていませんか?いつも「腰丸まり姿勢」でいるとお腹がたるみやすくなり、脂肪もつきやすいことが実感できます。ぜひ、今回お伝えする「お腹へこませ習慣」を身につけてお腹をしめてください。とても簡単ですが、効果的な習慣です。(1)イスに座り、おへそ下10cmくらいのところと、胸の真ん中に手をおきます。【写真1】(写真では見やすいよう、立って行っています)。(2)両手を置いた位置をできるだけ遠ざけるようにします。(胸をはるような感じになります)。(3)両手の位置をできるだけ遠ざけたら、お腹をへこませます。

【写真2】

【写真2】
【写真2】(初めは、(2)と(3)を繰り返して、感じをつかみましょう)。(4)両手の位置をできるだけ遠ざけ、お腹をへこませたら、両手を下におろし、そのままの姿勢をしばらく続けます。(呼吸は止めないで、お腹をしめたままで、胸を使って静かに呼吸します)。初めは7秒くらいから始めましょう。気がついた時に何度でも行って習慣にしてしまうのがお薦めです。

【写真3】こうならないように…
【写真3】のように、両手の位置が近づくようにお腹をへこめないよう注意してください。ポイントは、両手の位置をできるだけ遠ざけてから、お腹をへこめることです。こうすると、骨盤と胸郭(胸)が離れるので、きれいに腰がのび、胸も自然に張れて、腰が丸まりません。さあ、もう一度、おへその下10cmと胸の真ん中に手を置いて…。両手の位置をできるだけ遠ざけてからお腹をへこませます…。そっと、お腹を触ってみてください。今度は、2段・3段腹ではなく、すっきりしていませんか?いつまでも「若くて、美しい姿勢」が保てますように・・・。ぜひ、お試しください。
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