YouNet 尾北医師会 (260822掲載)

〜在宅医療の仕組みづくり〜
 
団塊世代が75歳を迎える2025年以降からさらに、急激に高齢者が増加する実態を受け、国は高齢者の尊厳の保持と自立生活支援のもと、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。尾北医師会では、県の補助を受け今年1月から「在宅医療連携拠点推進事業」として、江南市と協働でネットワークづくりを開始。7月28日には尾北医師会館(大口町下小口)で第3回在宅医療支援ネットワーク会議が行われ、医師、歯科医師、薬剤師や訪問看護ステーション、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、江南市役所の職員、病院の医療ソーシャルワーカーらがネットワークづくりに向け話し合いました。多職種で連携を取って行う在宅医療の支援体制づくりには課題となることも多いことから、問題点を洗い出して解決策を検討することから始まり、在宅医療を支える地域の資源確保に向けたアンケート調査、専門職向けハンドブックの作成、在宅医療に従事する人材育成のための勉強会、多職種連携研修会の開催を検討する同会。併せて、在宅医療に関する地域住民への普及啓発活動として「家族介護講座」を開くなど、体制づくりを進めていきます。

家族介護講座
■「老いの風景から」〜がんばらない介護をするための生き方〜
9月17日(水)13:30~15:00、江南市民文化会館第1会議室、講師は日本福祉大学中央専門学校専任講師の渡辺哲雄さん。先着120人、申し込み不要、無料。
■「食べやすく、つくりやすい介護食の知識」〜家族と同じ食事を楽しくおいしく
10月16日(木)10:00~12:30、江南市保健センター、講師は国立長寿医療研究センター管理栄養士。介護を行っている方対象、定員30人、参加無料。申し込み(9月1日~10月3日)は、FAXか郵送で在宅医療連携拠点推進室へ。
■「知っていますか?在宅医療」〜ここまでできる在宅医療〜
11月13日(木)13:30〜15:00、江南市民文化会館第1会議室、講師はながお在宅クリニックの長尾強志院長。先着120人、申し込み不要、無料
(問)尾北医師会在宅医療連携拠点推進室(〒480-0144大口町下小口6-122-2)TEL0587-95-7027 FAX0587-95-7028




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