You Net(ゆ・ねっと)で紹介した記事の一部を掲載しております

  (R1.11.15掲載) 
地域で一緒に健康づくり
体力測定で健康維持も確認
「運動」「栄養」「社会参加」が健康寿命を延ばし介護予防につながるとして、地域ではみんなで集まって一緒に体を動かす健康サロン活動が広がりを見せています。今月号では、高知県の理学療法士が開発した重りを使った介護予防・健康体操「いきいき100歳体操」に取り組む大口町での活動と、市の講師派遣型運動教室「ちいきのうんどうきょうしつ」を活用して健康サロンを発足させた江南市での活動を紹介します。

●仲間とともに健康体操を継続

平成27年に「いきいき100歳体操」の町オリジナルDVDを作成し、同年9月から豊田地区とさつきケ丘地区で、翌年6月から垣田地区でDVDを見ながら同体操に取り組むなど、各地区で健康体操の輪が広がる大口町。今年5月からは外坪地区でも、毎月第1、3月曜に外坪学習等共同利用施設で「いきいき100歳体操」に取り組むなど、健康への意識は高まっています。10月7日には外坪学習等共同利用施設に15人ほどが集まり、0.2〜1.2㎏まで調節可能な重りを手首や足首に巻き、DVDに合わせてゆっくりと手足を動かしながら体操。「物を持ち上げる、ベッドからの起き上がりが楽になる」「段差昇降、床からの立ち上がりの動作が楽になる」「バランスを保つ力が増え、転倒しにくくなる」などの効果がある、重りを付けての腕や足の運動などに40分間ほど取り組みました。「1、2、3、4」と声に出して数を数え、ゆっくりとした動きながら汗がにじむ体操。重りも自分に合った重さに調節できることから無理なくでき、「お友達と一緒にやることで続けることができる」と、継続を目指します。

・・・続きは紙面をご覧ください。

●健康づくりに効果測定 コミュニケーションにも一役

「住民同士で気軽に集まり、健康づくりができて気軽に交流できる場があれば」と、市の高齢者生きがい課が始めた講師派遣型運動教室「ちいきのうんどうきょうしつ」(平成27年開始)を活用し、同29年5月から安良会館で週に1回、ヨガ体操を始めた江南市の安良健康サロン。半年間の講師派遣を受け「その後も継続したい」との思いで会費制にし、活動を継続しています。健康づくり活動をしようと思ったきっかけを「毎週金曜日に活動するグラウンド・ゴルフ仲間がけがをして参加できなくなったことから」と話す会長。「体力や柔軟性など基本的な健康づくりが必要」と感じ、さらに、グラウンド・ゴルフ活動後に喫茶店でお茶を飲んでおしゃべりも楽しむことから「自分たちでその場をつくることができたら」と、午前9時からのグラウンド・ゴルフ後に安良会館に集まり、コーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しみ、同11時30分ごろまでヨガ体操を行うことにしました。立ち上げ当初、40人でスタートした健康サロンは、現在52人が登録。半年間の講師派遣終了時には握力や開眼片足立ち、足指の握力、長座体前屈、速歩の5項目で体力測定を実施して自身の体力を確認し、ヨガ体操を続けながら継続して体力測定も行い、効果を確かめ体力維持に努めています。

・・・続きは紙面をご覧ください。 


戻る