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―季節に合わせた養生薬膳―
薬膳お節で迎春 (H29.12.15掲載)
今年も残すところ2週間あまりとなりました。一年を振り返り、新年に向け心あらたまる年末。平成30年を迎える準備として、今回は薬膳お節に挑戦してみませんか。
「小寒と大寒」 
小寒は「寒の入り」とも言われ1月5~19日まで、小寒から節分までの30日間を「寒の内」と言い、20日から2月3日までの大寒は一年で最も寒い頃です。今月のテーマは「薬膳お節」。お節は、お正月に神様と共に食べるとされた節供料理が由来です。今回はいつものお節に、薬効のある材料を加えてみました。それらと共に、主な素材の効能を見てみましょう。

・・・中略
 車海老のつや煮(茴香風味)
〈材料 4人分〉
車海老 4尾 昆布 20㎝ (白だし 大さじ2 酒 大さじ1 大茴香 1こ)
(1)車海老は生きたまま殻の関節の間に竹串を入れ、背を丸めて背ワタを抜く。
(2)鍋に300㏄ほどの水と昆布を入れて火にかけ、の調味料と車海老を入れ中火よりやや弱火で5分程煮て火を止め、蓋をしたまま冷ます。
※車海老が動いてやりにくい時は熱湯を回しかけてからすると扱いやすい。 
 ごまめ(田作り)(山椒風味)
〈材料 6~8人分(作りやすい分量)〉
ごまめ 25g (砂糖 大さじ1/2 醤油 大さじ1/2 みりん 大さじ1/2 酒 大さじ1/2 サラダ油 小さじ1) 粉山椒 少々 白炒りごま 少々  
(1)フライパンにアルミホイルを敷き、ごまめを入れて中火で3~5分ほど空炒りし、ホイルごと外しておく。
(2)フライパンにを合わせ、中火よりやや弱めの火にかけ煮つめる。ごまめを加えてからめ、粉山椒とごまをふりかけ、お皿にとって冷ます。
※ごまめは小さめの物が上物とされる。   


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