7000年前の縄文時代から人と暮らし、聖徳太子にも雪丸の名で愛された犬たち。(一社)ペットフード協会によると昨年、全国で飼育される犬は約987万8000頭で、平均寿命は14.36歳。夫婦の会話も増え、生活の潤いや安らぎを実感するという犬との暮らしへのアドバイスを、犬山動物総合医療センターの井立由起子獣医師に伺いました。 |
●犬を飼うに当たって
犬を飼うに当たり大切なのが、自分の生活スタイルに合った犬種を選ぶこと。子犬の時期はすぐに過ぎてしまいます。食事やしつけ、運動量など犬種の特性をよく知り、最期まで責任を持って飼えるよう犬の寿命も考慮して犬種を決めましょう。購入前、獣医師に相談するのも良いでしょう。
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●鑑札と狂犬病予防注射
法律によって、生まれて91日以上の犬には犬の登録と狂犬病予防注射が義務付けられています。犬の飼い主は、犬を飼い始めてから30日以内に、住所地の市区町村窓口などで犬を登録し、鑑札を受けます。犬が生後90日以内のときは、生後90日後30日以内に登録をしなければいけません。登録は初めの1回のみで一生有効ですが、飼い主が別の市区町村に引っ越したときは交付された鑑札と注射済票を持参し、引っ越し先の市区町村で手続きをします。また、同じ市区町村内で引っ越したときも転居届と同時に犬の登録変更を出しましょう。飼い主が変わったときも、登録変更の届け出が必要です。
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