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~正月文化を知り 年末年始を楽しもう~
(28.12.16掲載)
今年も残すところ2週間ほどとなりました。新しい年を迎える準備は進んでいますか?今月号では、日本のお正月とベトナムのお正月文化、家族や友達が集まったときに嬉しい外国の料理を紹介します。
●日本のお正月
1年の初めにやって来る年神様をお迎えして祝う「お正月」。年神様は、その年の作物が豊かに実るように、家族みんなが元気で暮らせるように・・・と、約束をしてくれる神様です。年神様をお迎えする準備として、お正月に門松やしめ飾り、鏡餅を飾ります。 

 《正月行事の由来》
◆注連縄・〆縄(しめなわ)
縄で境・領域を示し、周囲の汚れを清め、邪魔なものの侵入を絶つ印として飾る。
◆鏡餅
神様に捧げる神聖な食べものとされる餅。祝い事や祭りの日には欠かせないもので、昔は多くの家で正月用の餅つきをしました。正月に年神様に供える餅が鏡餅で、1月11日の鏡開きまで床の間や各部屋に飾る。
◆お節料理
季節の変わり目とされる「節」に供え物をし、宴を開く宮中行事で用いられていた料理が、庶民の間にも浸透し、豊作や家内安全、子孫繁栄を願う意味を込めた。
・・・続きは紙面をご覧ください。 

●ベトナムのお正月はバインチュン
小学校で日本語教室が始まるなど日本との関係が深まるベトナムから、多くの若者が来日しています。ベトナムの北部、首都ハノイに近いハイズオン出身の技能実習生として扶桑町の会社で働きながら日本語を勉強する女性と、ことし3月に来日した女性にベトナムのお正月の様子を聞きました。ベトナムのお正月は「テト」と呼ばれ、1年で最も大切な祝祭日。旧暦で祝い、来年のテトは1月28日。商店なども休みでテトの三が日は家族で過ごし、親類へのあいさつやお寺にお参りなど、先祖に感謝し1年の幸せを祈ります。テトの前には、家やお墓などをきれいに掃除し、新しい洋服や靴を買うなど迎春準備。花を飾るのも大切な行いで、北部は「ホアダオ」というピンクの桃の花、中南部は「ホアマイ」という黄色の梅の花を飾ります。

・・・続きは紙面をご覧ください。

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