「新聞でわくわく 社会と向き合うNIE」をスローガンに行われた大分大会には、NIEに取り組む教員や各新聞社から約1400人が参加。2日目の分科会では、地元で取り組んでいる新聞を活用した「社会の今」を学ぶ学習や、記事から自分の考えを深める授業の様子が公開され、「行政との連携で進めるNIE」「学校図書館とNIE」「主権者教育とNIE」「NIEのカリキュラム化」など、NIEを推進するための環境づくりへの取り組みも紹介されました。大会に参加した、中日新聞販売店主で尾張北部地域を中心に小中学校などで新聞を活用した出前授業などをする「新聞生かし隊」の高瀬成就隊長は、「今まで教育現場と新聞社が中心になって進めてきたNIE活動に地域が加わることで、よりNIEが促進されると実感した」と隊の活動に手応え。「地域も行政も一緒になって取り組むことで、自分の意見を持ち行動する子どもたちの育成がより充実する」と、連携の大切さを強調します。また、「家庭でも親子で一緒に新聞を」と、中日新聞社主催の新聞切り抜き作品コンクールへの出品も呼び掛けます。
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