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ー避難所運営ゲーム(HUG)ー(26.08.22掲載)
迅速で適切な判断を

災害が起きた時、地域の人たちの避難所として活用される小中学校。少しでも早く、学校が学校としての機能を果たせるようにするには、どのような形で避難所を開設したらよいのだろうか。大口町立大口北小学校では教職員を対象に7月23日、犬山市立犬山中学校では生徒と地域住民を対象に8月1日、愛知県防災局災害対策課の職員が講師を務める県政お届け講座「避難所運営ゲーム(HUG)」が行われ、ゲームを通して避難所の運営を模擬体験しました。 
避難所運営ゲーム(HUG)
静岡県が開発したゲーム。避難者の年齢、性別、国籍、それぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、避難所で起こる様々な出来事に、どう対応していくかを模擬体験するゲーム。「Hinanzyo Unei Game」の略。 

ゲームの条件
マグニチュード8.0の大地震が発生しライフライン不通、非常用発電装置なし、仮設トイレなし、備蓄食料なし、夜中の気温0度、雨は徐々に強くなるなどの条件下、自治会や自主防災会の役員として避難者を体育館や教室に分け、適切に避難所を運営。避難者を体育館や教室に一旦配置すると、その後の移動は不可能なことが多いことから、配置後の移動は不可の条件下で避難所運営体験する。
 
阪神淡路大震災、東日本大震災での避難所運営を基に、「通路があるかないか」のわずかな違いが避難所での過ごしやすさに大きな違いを生み出すことを実感し、高齢者や乳幼児、妊産婦、外国人、持病のある人、家が全壊した人、親をなくした子どもなど、様々な事情を抱えた避難者が集まる避難所を、各自がイメージしてゲームを始めます。
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現職教育として行われた大口北小学校では、教員4、5人のグループになってHUG体験(写真下)。「配布物が配りやすいよう、スペースを確保」「けがをした人は入り口近く、感染症の人は教室に」など、話し合いながら避難者を配置。ゲームとはいえ、避難者の抱える事情を配慮しての配置は至難の業で、誰もが図面を見入って考え込み、より良い配置を模索していました。


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ー読書感想文を楽しく書こうー
伝えたい人を思い浮かべて

中日新聞販売店青年会と尾北ホームニュースは7月26日、大口町健康文化センターで第3回「読書感想文を楽しく書こう」講座を開催しました。講師は、編集者で中日文化センターの文章講座を担当する山本直子さん。参加した小学校高学年の親子19組は、山本さんが用意した1冊の絵本を基に、感想文を書くコツを学びました。
熱心に感想文に取り組む参加者 
「本を読むのは好きだけれど、感想文を書くには苦手」という参加者に山本さんがアドバイスしたのは、感想を誰に伝えたいのかを思い浮かべること。
「絵も参考に」と話す講師の山本さん 
原稿用紙を2行ずつマーカーペンで区切り、2行ずつ埋める目標を持つことで書きやすくなると話し、『おとうさんのちず』(ユリ・シュルヴィッツ作・絵)の本を基に、山本さんが用意した質問に応える形で感想を書き進めていきました。 

・・・続きは紙面をご覧下さい。
 

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