ゆ・ねっと(YouNet)紙掲載分
このコーナーはYou Net紙で紹介した記事の一部を掲載しております
大人のおけいこ事特集・・・(190728掲載)

 『おけいこ夢中人増加中!』 保存版
●無理のない動きで健康づくり
自分の持っている自然の治癒力を引き出し、高め、それによって病気にかかりにくい体をつくる「自力整体」。フロアーのマットの上で、股関節を開く運動や足裏のマッサージなど、自分の体と向き合い対話をしながら、ゆったりとしたヨガに似た動きで、自分の呼吸や体重を使ってつぼをマッサージしていく。「自力整体を始めて、体の変化を感じている」と話すのは、「自力整体江南教室」に参加して1年半の松谷英子さん(59)。目に見える変化は「何と言っても姿勢が良くなったこと。その上、足の裏やかかとの角質もなくなりました」と体の変化を喜び、「肌がきれいになって体重が減りました」とうれしい声も。

●ゆったりとした時間の中で楽しむ陶芸
講師の尾関邦彦さんと同級生だったこともあり、「定年退職したら習いに行くで…」と約束。その約束通り、教室に通い始めて3年3カ月になると言う保浦紘さん(63)。「ゼロからのスタート」と、退職後に新しいことに挑戦。それでも気負うことなく、リラックスして陶芸を日々楽しんでいる。

●「簡単そうじゃない?」と始めた三味線…
「三味線を習い始めて2年弱」と言う小崎圭子さん(37)は、小学1、2、5年生の3人の子どもを連れて「内藤千賀蝶教室」のレッスンに出掛けている。「主婦だからとか、子どもがいるから出来ないといったハードルは作りたくない」と話す講師の内藤千賀蝶さん(37)の配慮もあって、子どもたちはレッスンする横で自宅から持ってきた本を読むなど、上手に時間を使いながら小崎さんのおけいこに付き添っている。

 生涯学習のススメ!
「学ぶ楽しさ、知る喜び」と、市民のニーズに応え学習の機会を広く提供する「愛知江南短期大学地域協働研究所(中田實所長)」。オープンカレッジとして前期と後期に分け、健康、趣味、語学など60種類以上の講座を開講。今期は、800人以上が籍を置いている。「以前は女性がほとんどだったけれど、勤務後に寄ることができる夜の時間帯や、語学の講座を受講する男性が増えてきています」と話す、同研究所運営委員長の山田輝子教養学科教授。退職後、時間に余裕ができたのを機に、始める男性が多くなっているのも最近の傾向。「1人では尻込みしてしまうことも、仲間がいれば楽しく学べる」と、仲間との交流を楽しみながらの受講者は多く、修了後の継続組も多い。さらに、「目標を持って学びを継続してもらえるよう、単位につなげるなど仕組みづくりも考えていきたい」と、講座の位置づけを模索。年齢に関係なく学び続ける人たちの、学習意欲を側面支援していく。

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