犬山しみんていのスタッフと利用者ら(犬山しみんていの前で) |
まちを元気にし、暮らしやすい環境をつくるのが「犬山しみんていの会」の役目。「犬山周辺に各種のグループができ、活発に活動してほしい。そのためのお手伝いなら何でもしていきたい」と、川島典之専務理事は熱く語る。コーディネーターとしても大切な役割を果たし、「何かをしたい」という人たちの「思い」を「形」にするためのノウハウを提供している。具体的には、グループの資金づくりや人集め、相談、紹介、申請書作成の手助けだったりする。また、個人や一グループだけではできない大きな事業を手がけ、それが「協働」への積極的な仕掛けにもなっている。昨年11月に開催した同会主催の恒例事業「森と遊ぼう」では、15団体が協働。多くの団体が共に活動するうちに「互いのノウハウを学び、ネットワークも広げることができた」との、各団体からの声も聞く。同会の運営委員会には希望すれば誰でもが参加でき、自分たちのアイディアを全体企画として提案することもできる。「思いを持つ人の背中を押し、一つ上のステージへ上がってもらえたらうれしい」と、支援を続ける。 |