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●住民作成のマニュアルで訓練
住民が作った「災害時避難マニュアル」に従い、6月4日に土砂災害防災訓練(愛知県・犬山市共催)を実施した同市栗栖区(川治立身区長・約140世帯)。区役員が中心となり災害対策本部を設置し避難所開設、避難者の受け付けや自力避難困難者の救護など、災害発生直後に住民が主体的に情報伝達して避難する訓練に、約190人が参加した。避難住民受付(写真左)に、世帯ごとの名簿を用意。避難済み確認がスムーズにできるよう工夫もしたが、避難してこなかった世帯の確認手順や情報収集、人員配置など、「まだまだ、決めなければならないことは多い」と、川治区長と三輪真也副区長。「寝たきりの人や高齢者など、避難困難者に対応するために、マニュアルをもっと具体的にする必要がある」と言う。 |