YouNet掲載分より・・・(171123掲載)

プロに聞く!

“いつもの料理も、プロの技が加わればひと味もふた味も違うはず!”そんなプロならではの裏技を、シェフ直々に教えてもらいました。今回は、扶桑町にある創作日本料理「和」の若店主・米努さん。ご紹介いただくのは料理コンテストプロ部門で賞を取った鍋料理でスズキやタイなどの高級魚を使いますが、家庭向きにアレンジ。「簡単・低予算・とびっきりのおいしさ」に身も心もお財布も暖まる一石三鳥レシピです!!

鱈と今市蕪の粕汁鍋
〈材 料〉 (4人分)                               鱈200g 今市蕪(小さなカブ)4玉 ニンジン1本 ダイコン1/2本 白ネギ2本 マイタケ ゴボウ 豆腐 うどん 各適宜 昆布だし1000cc 合わせ味噌120g 酒粕60g 薄口しょうゆ少々

〈作り方〉
                       
(1)皮をむいて、拍子切にしたダイコンとニンジン、くし形に切ったカブ2玉をゆでて水にさらす。残りのカブ2玉はすりおろす。
(2) 鱈は適当な大きさに切って軽く塩をして10分ほど置き、霜降り(熱湯で泳がすようにささっとくぐらす)にして水にさらす。
(3) 土鍋に昆布だしを張り、味噌・
酒粕(80gまでOK!お好みで増減して)薄口しょうゆ(味を引き締める。入れなくても可)を入れて味を調える。
(4) 水を切っておいた材料(1)(2)を入れ、温まったらすりおろしたカブを加えて出来上がり。

● シェフからの一言!                      
* 赤味噌と酒粕は合わないので、必ず合わせ味噌か白味噌で。酒粕を使っているが、小さなお子さんでも安心して食べられます。
* 鍋に入れる材料は何でもOK!だしも、昆布だしだけで大丈夫。
* 野菜は必ず軟らかくゆがいてから使うこと。魚の下処理も忘れずに。
* 鍋の汁が残ったら・・・焼きおにぎりを器に入れて小口切りのネギやわさびを乗せ、そこに汁を張れば立派な一品に。
●ゆ・ねっとから
とにかく簡単で、冷蔵庫のお掃除にもなる超お得な料理。エビやカキ、サケ、タイなど材料を替えればおもてなし料理にも変身する主婦の強〜い味方。カブやゴボウがこんなにおいしかったなんて感動です!
      
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