〜障がい児の余暇活動〜
「障がいがあっても、地域の人たちとかかわり合いながらたくさんの経験をさせたい」と、江南市を中心に障がい児の余暇活動の企画をする「WA・ON」。昨年の夏休みに初めて実施した「サマースクール2004」に続いて、今年度のサマースクールの計画を練っている。
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●地域のつながりの中で
「生活の基盤は地域。地域の人たちに理解してもらい、見守ってもらうことができれば」と、共鳴する和音をイメージし、輪が広がることを願って名付けた「WA・ON」。木下久美子さん、、川田直美さん、服部奈津代さん、濱島恵美さんら9人の運営委員が中心となり、活動の話し合いをしている。 |
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●長期休みをボラさんと
ハンディを持っている子を1人で外出させることはできず「長期休みをどうやって過ごそうか」と、夏休みなどの前にはいつも、話題に上っていたという長期休業中の過ごし方。昨年の春休みに、数家族で一緒に楽しんだボウリングがきっかけとなり、夏休みに一緒に遊んだり体験したりすることができたらと、賛同する仲間を得て「WA・ON」が立ち上がった。
「その時まで、子どもたちの地域の中での活動づくりを、どこに相談していいかわからなかった」と言う仲間たちだが、江南市社会福祉協議会(江南社協)と連携し和太鼓体験やペットボトル工作、水泳、おやつ作りなど、弁当を持参しての5日間の「サマースクール2004」を実施。小学生から高等部までの23人が、大学生や中学生、主婦ら、男女27人のボランティアとともに充実した時間を過ごした。 |