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●地域の子と一緒に遊ぶ
今井: 学校が週5日制になるのを機に、子どもたちが活動する場をつくっていきたいと平成13年に発足。トウモロコシ作りや花壇作り、昨年の夏にはプールに500匹のマスを放ち手作りの竿を使ってのマス釣り大会を開き、それをさばいてバーベキューも親子250人が楽しんだ。日ごろ仕事に追われ、母親任せにしてしまいがちな子育てだけれど、地域の子どもたちと一緒に遊ぼうと企画。PTA活動の中ではできないことをしていきたいと思っている。現在は会員約30人。毎月のあいさつ運動に加え、子どもたちを犯罪から守るパトロール隊をつくり、非常事態には現場にすぐに駆けつけるなどの体制づくりもしている。
●母親を支える活動を
兼田: 子育てサークルの情報交換会で出会った仲間と子育て連絡会を立ち上げ、交流会や運動会などを実施する中で、未就園児を持つお母さんが知りたい情報を提供したいと通信を発行してきた。現在は行政から独立してメンバー3人で活動している。拠点となる場所がないことや、入園前には一緒に活動していた仲間もその後仕事を始めるなど仲間が増えず、活動資金面など課題は多い。自分たちの子どもが成長し、知りたいことの情報がつかみにくくなっている上、大変だったけど楽しかったと子育ての苦労が美化され、モチベーションが低下気味でもある。子育てを通じて学んだことは多く、今まで気付かなかった自分にも出会えた。子育て期を子どもと向き合い、自分と向き合う育ちの期間だととらえ、子どもと一緒に成長する母親を支える活動を今後も続けていきたい。 |