ゆ・ねっと(YouNet)紙掲載分
このコーナーはYou Net紙で紹介した記事の一部を掲載しております

「愛・地球博」特集・・・。(170323掲載)

―3.28(月)おおぐちDAY!―

万博に向け、太鼓演奏の練習をする園児
桜とともにおおぐち満開!
愛・地球博「市町村の日」の一番乗りとして、28日に長久手会場「おまつり広場」で開催する「おおぐちDAY!」。参加総数約1200人の町民パワーが、ステージ狭しと踊り歌い、演奏する。「朝から晩まで大口モード」と、万博会場を盛り上げる大口町のテーマは「満開宣言!」。待ちに待った愛知万博に参加できる喜びを、世代を超えて分かち合い、未来につなげる4つの章で表現していく。オープニングとエンディングを担当するのは子ども会の5・6年生約80人。町制30周年記念曲の同町のイメージソング「ほほえみを花束にして(濱田淳子原作詞、堀内孝雄作曲・歌)」で、万博に訪れた世界の人々に笑顔を送る。

ステージイベント
【第1部】「世代超越の序章」(9:45〜)尾張太鼓、子ども会、スマイリーズ・ジュニア、鳴子ファイターズ、大口町太極拳協会、大南チャレンジャーズ(南小)、御供所フラワーズ、新鮮組(北小)、さわやかシスターズ【第2部】「ちびっこ元気の章」(12:00〜)大口エンジェルス(保育園A)、大口エンジェルス(同B)、セレモニー、フレンドシップ交流イベント【第3部】「温故創新の章」(13:00〜)伝統芸能(河北木遺保存会)、大中花まつり(大口中)、大中ソーラン(同)、大中よっちょれ(同)、大中SAKURA−SAKU(同)、琴生流菊八重会&西小ピーチズ&北小レッドエンジェルズ、菜花【第4部】「まつりが織り成す未来の章」(15:15〜)大口ウィンドアンサンブル、伽羅、大口民踊会・大口こざくら会、北中よっちょれ(北部中)、翔グランマーズ、さくら連、子ども会
テントブース
五条川のさくらを映像で紹介、大口西小学校のビオトープ事業の活動紹介、10年後の自分にメッセージを書く、子ども会によるタイムカプセル事業など

―巨大古城絵巻を展示―
●古城めぐりは赤道一周分!?
犬山市の市民グループ「全国古城絵巻五十撰実行委員会」(林美博代表)は、絵師榊原匡章さんと共に全国を回って古い城を絵に収め「270bの世界一巨大な絵巻にしよう」と活動。12年間の活動が実を結んで50城を書き上げた絵巻は、愛・地球博での披露を待っている。
福井県の丸岡城を皮切りに北は北海道の松前城、南は沖縄の首里城まで、重さ約300`の絵巻を運びながら走り回った距離は赤道1周分にも匹敵するという古城めぐり。 何千人もの人々の思いが込められている巨大絵巻のお披露目は、4月26〜28日、長久手会場「日本広場」の「あいちお城・城下町フェスティバル」で。25bにわたって展示し、訪れた子どもたちとお城を描くイベントも開催予定。5月13・14日の犬山市の日にも愛知県館前広場で展示。巨大絵巻は、ギネスブックへの登録も検討している。

あいちお祭り大乱舞

4チーム合同で「愛・地球博」の舞台に立つ「ふそう連GO!愛」。手には扶桑町特産の守口大根のスティックをもって踊る。
●4月29日(金)11:45〜17:50 「愛・地球広場」
「世代や地域を超えて集まった、踊り好きの仲間が1つになって力いっぱい踊ります!」と、5歳から77歳までの78人でつくる「ふそう連GO!愛(飯沼君江代表)」。扶桑町内で活動する「素舞流(飯沼代表・高雄地区)」と「大輪(浜崎万寿子代表・山名地区)」「ひまわり(中川和子代表・柏森地区)」「ハッピー高木(澤木順子代表・高木地区)」の4チーム合同で、愛・地球博の舞台に立つ。県内43チーム、3653人が参加するお祭り大乱舞には、犬山市の「笑゛」「One」「流舞」「凛」「舞麗恋」、大口町の「あさぎ」「菜花」「さくら連」、扶桑町の「歩〜あゆみ〜」「やろまい・夢源隊」も参加する予定。


一緒にオカリナ吹きませんか?

「オカリナヒューマンコンサート」に参加する「オカリ・ねっと」の4人
江南市在住のオカリナ好きの薦田昇さん、薦田郁代さん、野田幸子さん、井戸美智代さんの4人で結成するオカリナアンサンブル「オカリ・ねっと」は3月29日午前11時40分から、瀬戸会場市民パビリオン1階「対話劇場」で行われる「オカリナヒューマンコンサート」に参加。 5月14日、7月30日にはペンダントオカリナ「はーとりーな」を作るワークショップを、瀬戸会場海上広場の「ワークショップスペース」で開催。中学生以上対象で参加費700円、1日3、4回開催(当日受付)。かわいい音が出るはーとりーなは、ドから上のレまで音程もしっかり調整の上、焼成して後日郵送してくれる。
http://sibuonpu.ciao.jp/project/project.htm

ケナフすきで 巨大折り鶴を
7月22、23日午前9時から午後6時まで、瀬戸会場のモザイク広場で「みんなで自然や環境を考えてケナフの手すき紙を作り、世界平和を願って鶴を折ろう」と、犬山チームが折り鶴を作る。尾張旭・日進・名古屋・長久手などのチームもあり、8月13、14日には5チーム合同のプログラムもある。
(問)「ケナフの会」若杉さん090―3158―9147
約5メートル四方の紙を使っての折り鶴の最終練習で、鶴を折り上げた「ケナフの会」のメンバー

感じる食育 楽しい食育・・・シリーズNO.6
この連載も一区切りとなる今回は、普段は忘れてしまっている自分の味覚のふるさとに帰ってみたいと思います。とは言っても、旅行をしようというのではありません。ただ静かに、思い出の味とそれに伴う記憶をなるべく詳しくたどってみたいのです。
●自分の味覚のふるさとを訪ねる
ふるさとのお雑煮、おばあちゃんのオムライス、駄菓子屋のきなこ飴、初めて食べた外国の味など自分にとって思い出深い味は、不思議とくっきりとした記憶がいっしょに思い起こされるような気がします。それでは、まず私から・・。ある時期にきまって食べたくなるものがあります。それは、春のたけのこと秋の栗。季節のものなので当たり前と言えばそうなのですが、子どもの頃に食べていたのは、近所や親戚の人がおすそわけで持って来てくれる採れたてのもの。たけのこは特大サイズからミニサイズまでまちまち。先っぽがちょっとだけ土から顔を出したところで掘るのが一番とは聞きますが、そんなことはお構いなしです。大抵は煮物で食卓に登場するのですが、ちょっとしかない穂先の軟らかくひらひらした部分は兄より先に食べなくては、といつも狙っていました。たけのこの皮に挟んでしゃぶり、皮からじわじわとしみだす梅干の味も同時に思い出されます。おやつとして、一つひとつむきながら食べた栗は味に当たり外れがあって、これで最後と思ってもなんだかベチャッとして甘味が薄いものだと、もう一つ手を伸ばしてしまいます。明るい黄色でほっこり甘いものにあたるまで、結局また一つ、また一つとむき続けてしまうのです。この二つは、買って食べるものという感じがいまだにあまりありません。記憶に刻まれた味の想い出は、その人の味覚のベースとして体に染み込んでいるのだと思います。その記憶は、書き留めてみることではっきりとした輪郭を持つようになります。そうしたベース作りをしていくと、次の新しいものを受け入れる裾野を広げていくことになるのではないでしょうか。自分自身の味覚のふるさとを訪ねてみませんか。

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