ランプ(左端)や花びん、ペーパーウエイト(手前)、ネックレス(後方)などの作品を紹介する柴田さん |
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「老後のために、何か共通の趣味を持ったほうがいいと思って」と、2人で吹きガラスを始めたきっかけを話す俊美さん。もともとガラス製品が好きで、旅行に出掛けては体験工房などで自分たちの作品作りを楽しんでいた2人。本格的に始めたのは今から8年ほど前で、自分たちに合った工房を探し、一宮と名古屋市内の工房、可児市にある体験館などに通って腕を磨いた。現在は週に2度ほど工房に通いながら、オリジナル作品作りを楽しんでいる。俊美さんが手掛ける作品は、ガラスの美しさを生かした芸術性あふれるランプや小ビン、ワインクーラーなど。 ひかるさんが「わたしが作るのは皿や鉢、グラスなどの実用品」と話すように、2人の作風にはそれぞれ個性がある。共通しているのは「2つと同じ物は作れない」と、手作りの温かみがある作品を、自分たちの生活の中で生かしていること。 |