「いつまでも、星空の輝きを忘れない心でありたい」と話す大森さん。「天体写真展」は8月21日から9月5日まで扶桑町図書館でも開催する。(すいとぴあ江南で開いた「天体写真展」会場で)
|
|
「自分たちも宇宙の一部だと実感する」と、長年持ち続けていた宇宙への思いを活動につなげ、本格的な天体観測を楽しむ江南市古知野町の大森秀彦さん(45)。所属する天文サークルでの活動を中心にドラマチックな天文現象に出会い、ますます宇宙への思いを強くしている。
●天文現象の多さにびっくり
「趣味を通して人生を充実させたい」と、本格的な望遠鏡を購入したのは十年前。早速、岐阜県藤橋村にある西美濃天文台に出掛け、60センチの望遠鏡とプラネタリウムを持つ藤橋城が活動拠点の、天文サークル「スターライトパーティー岐阜(SLP)」にも入会した。 夏の暑さも、冬の寒さも感じないで見上げる夜空。天文現象の多さに驚きながら「こんなにも美しい夜空を守りたい」と、環境や光害問題にも関心を抱く。
そして、自分と同じように子どものころから星に関心を持つ仲間との出会いを楽しみ、最近は天体現象の写真撮影にも力を注ぐ。 |