ゆ・ねっと(YouNet)紙掲載分
このコーナーはYou Net紙で紹介した記事の一部を掲載しております

手話を生かして選手を育成・・・(151217掲載)

「もっとデフリンピックのことをみんなに知って欲しい」と話す、日本ろうあバレーボール協会特別理事の大森好美さん(大口町奈良子)。日本手話通訳士の資格を持つ大森さんは「ろう者全日本男子バレーボールチーム」の通訳兼マネージャーを務め、選手と共にデフリンピックに参加する。
●「デフリンピック」参加の選手を支えたい
手話を学び始めたのは今から10年ほど前。子どものころに見た、祖父とろう者が話す様子が印象的だったことや、保育士として努めていたころ重度の難聴児がいたことから、コミュニケーションを取る手段として関心を抱いていた手話。

愛知県の手話通訳の資格や日本手話通訳士の資格をを取得し、通訳活動を開始。同町内の手話サークル「ほほえみ」も所属する。「専門性を持った手話通訳ができれば」と、学生時代にバレーボールの選手だった経験を生かせる道を選び、同協会では、バレーボールの知識と手話通訳士の力量が買われて男子チームの通訳兼マネージャーとして活躍している。
デフリンピックに向け選手の育成に力を入れる大森さんだが、11月末から12月にかけカンボジアに出掛け、スポーツ普及を目的とした活動に参加した。
体育館は使えず古いボールを感謝しながら使う様子に、恵まれた日本の現状を知った。あらためて自分に何ができるのかを考えるいい機会になった。それらの経験や思いを抱いて望むオーストラリア、メルボルン大会。
「合宿は、小牧市勤労センターで1月10日から12日までの午後に練習。元日本代表選手、井上謙さんによる指導もあります。応援は大歓迎」と、選手たちの姿を見てほしいと熱い思いで語る。
自分の抱いた夢がつながり広がっていく手ごたえを感じている大森さん。バイタリティーあふれる今後の活躍に注目したい。大森さん090-1750-3028


子どもたちを犯罪から守る

子どもたちを犯罪から守るため江南市布袋地区の有志でつくる「おやじの会」が中心となり立ち上げた「ほていセーフティークラブ(柴田広美代表)」。その動きは徐々にだが確実に他の地区へも広がっている。
●ステッカーを張り巡回
ちかん行為や連れ去りなど子どもたちを取り巻く社会状況が年々悪化する中、通学路での子どもたちの安全確保のため8月から準備を進めてきた「ほていセーフティークラブ」。行き着いたのは「身軽に動ける自営業の強み」を生かして、パトロール中と書いたマグネットシートを車に張り地域を挙げて防犯に取り組んでいることをアピールする「広報マン」になることだった。同クラブのメンバーは、布袋小学校や布袋中学校の関係者、同クラブの活動を知りぜひにと参加した地区の人など約40人。
江南署の協力の下、愛知県警のマスコット・コノハ警部のイラストが入った大小二つのステッカーを用意し、会員の都合に合わせて着脱。40台近くの車に張って通学路など地区を巡回中で、今後も増やしていく予定。日時が決まった活動ではないことが、かえって不審者には有効になると考えている。
(問)柴田代表 0587-56-3343

●子育てママによる情報紙「ぎゅっと」

「子育て中の母親たちが、本当に必要としている地域に密着した情報を提供したい」と、大口子育て情報「ぎゅっと」を発行する「マミーポケット(中西由美代表)」。10月に発行した創刊号に続き、冬の号発行に向けての準備を進めている。

●子育てママの目線で
大口町や近隣市町に住む20代、30代の子育て真っ最中の母親らでつくる「マミーポケット」は、同町が昨年と一昨年に住民との協働でまちづくりを進めようと一緒に学んできた「あおぞら塾・子育て・子育ち部会」のメンバーが中心となって、今年の夏発足した。

「あおぞら塾」では「気軽に親子で立ち寄れるあそび場所や、安心して子どもを預けられる一時預りシステム、地域に密着した本当に必要な情報がほしいと、自分たちが子育てをする中で感じる問題点を出し合ってきた」という纐纈誠子さん(同町余野)。子育てママの目線で話し合ってきたことを次につなげたいと、一歩を踏み出すことにした。
子育て真っただ中のお母さんの強い味方となる「ぎゅっと」は、B4サイズ両面で発行部数は約500部を予定。小児科や児童センターなどでも手に入れることができる。
定例会を毎月第1火曜の午前10時から開き、1月15日に午前10時からは、ほほえみプラザ4階和室で情報交換会「マミーズサークル」を開く。「どんな子育て情報がほしいのか教えてください」と参加を呼びかけている。纐纈さん0587(95)8128
 

●「Let’s子育て」母親たちの手作り運動会

子どもたちが楽しんで遊べるよう、パネルシアターを手作りしたり段ボールの家を作ったりと、母親が中心となって当番制で運営する扶桑町内で活動する子育てサークル「どーなっつくらぶ」(武藤秀代代表)と「わくわくらんど」(千田恵子代表)が11月19日に同町民体育館で合同運動会を開いた。
 両サークルに所属するメンバーや支援スタッフがいたことから「大きな合同イベントができたら」と、春ごろから描いてきた思い。その思いが子育て支援センターや子育てネットワーカーの力を借りて運動会という形で実現した。

●「わくわくらんど」
よちよち歩きの子対象で、約40組参加。手遊び、ふれあい体操、お誕生会、夏祭り、クリスマス会など。会員は5月からの1年間を1組として、毎週木曜10:30〜11:30、同町の公共施設で活動。千田代表0587(92)9922
●「どーなっつくらぶ」
1歳〜未就園児対象で35組が参加。体操、遠足、運動会、夏祭り、パネルシアター、誕生会など。毎水曜10:30〜11:30同町の公共施設で活動。4月からのメンバーを募集中。武藤代表0587(92)0935


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