ゆ・ねっと(YouNet)紙掲載分
このコーナーはYou Net紙で紹介した記事の一部を掲載しております


●体力が夢を支える・・・山脇敏代さん・・・(150423掲載)

「6年程前、腰を痛めて入院したことがきっかけで、運動することの大切さを痛感した」と話す大口町の山脇敏代さん(43)。大口町健康センター内にトレーニングセンターができた平成10年11月から通い始め、今でも時間を見つけては週に2回通う。
 「あの時は、顔を洗うことも靴下をはくこともできないほどで、痛み止めも効かず本当につらかった」と振り返る山脇さん。運動不足からきたもので、腹筋力や背筋力をつけようと走り始めた山脇さんだが、それも三日坊主。夜走ることを日課とするのはなかなか難しいと感じた。
 そんなころ大口町健康文化センター内にトレーニングセンターができ、早速月会員に。「早歩きといった程度のゆっくりしたスピードから始めました。時間を少しずつ延ばしながら、スピードも少しずつ速く・・・。半年くらい続けたころ、ふと気が付くと腰が痛いとは思わなくなっていたんです」と、自分でも体調の変化に驚いた。自分のやれる範囲内で続ければ、結果が見えてくると感じた一瞬だった。
 「今ではもう、トレーニングを止められないですね」と、生活の一部になっている体力づくり。姿勢も良くなり、肩凝りも解消。よく食べよく眠れ、そして何よりも忙しい合間を縫ってのトレーニングという、時間の使い方がうまくなった。「子どもの手が離れ自分の時間ができたときのために、これからも体力を維持したい」と、今後の自分の生き方としての夢を持ち、目指すものがあるようだ。

★各市町のトレーニングセンター★

●大口町トレーニングセンター (大口町健康文化センター5F)
利用時間:午前9時から午後9時(年末年始休館)
回数券:400円
回数券(11回:4000
月会員:3500
        (問)0587(94)0057


●すいとぴあ江南4F ヘルスルーム
利用時間:午前9時から午後9時
(毎週第3水曜日、ただし祝日の時は翌日と、12月29日から翌月4日まで休館)
1回:高校生以上210円、小中学生100円
回数券(11回):高校生以上2100円        (問)0587(53)5111

●フィットネス”フロイデ”(犬山国際観光センター内)
利用時間:午前10時から午後9時30分(日曜のみ午後7時閉館)
<アスレチックジム>
1回:一般610円、65歳以上500円など、回数券もあり
(問)0568(61)7272

●扶桑町総合福祉センター3Fトレーニング室
利用時間:午前9時から午後5時(毎週月曜、祝日、年末年始休館)
町内59歳以下:200円
町内60歳以上:無料
町外:300円          (問)0587(91)1151 



●家族や仲間に支えられて「尾北断酒会」・・・(150423掲載)

犬山市民健康館「さら・さくら」で、毎月第2土曜日(10:00〜15:00)に飲酒に関する悩み相談を実施している「尾北断酒会(荒川清会長)」。「アルコール依存症を克服して人間性を取り戻し、社会人としての生活をお互いに支え合っていこう」という活動は、ことし20年目を迎える。
 会員一人ひとりが順に体験を話す定例会。体験を話すことで自分を内観し、酒で家族や社会にかけた迷惑を直視。他人の話を聞くことで自分自身を振り返り、止める気持ちを新たにすることにつながるという。そして「家族の支えがどれだけ大きいか」の再認識にもなる。
 「依存症になると、生きるか死ぬかの二者択一。中毒者にとって、酒を止めることは至難の業なので、例会などに出席しながら、仲間と支え合うんです」と話す北村俊美さん(犬山在住)は、尾北地区で中心となって活動する一人で、23年間断酒し自宅で自主例会も行っている。
 アルコール依存症が社会や家族にかける負担は大きい。酒害予備軍の人が気付き断酒会に入れば、家族崩壊を食い止めることができると、PRや啓蒙活動、ボランティア相談も続ける。
 依存症だからといって暗く過ごすのではなく、楽しみも積極的につくって活動する「断酒会」。「楽しく活動することはすべての原則」と、花見やレクリエーションを計画したり、家族への感謝を込めて「酒なし忘年会」もする。「断酒会はオープンなもの。女性会員の例会もあります。いつでも電話してください」と、荒川会長は話している。

(問)荒川さん0587(55)2050
   北村さん0568(62)1737


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