葬儀・告別式では、仏式、神式、キリスト教式を問わず、弔辞を依頼されることがあります。弔辞は故人の生前中の功績をたたえ、その死を悼むとともに遺族の悲しみを慰めるためのもので、一般的に故人と親しかった人が故人に送るお別れの言葉です。弔辞を朗読するのは3人前後のことが多く、1人当たり3〜4分、文字数にすると800〜1000字程度が目安とされます。宗教・宗派で使い分ける言葉や不幸なことは繰り返したくない気持ちから「重ね重ね」などの重ね言葉、不吉なことを連想させる言葉は使いません。故人との関わりや尊敬していたところ、どんな人だったか。遺族や関係者たちが聞いていることも考えて、何を伝えたいのか、自分の思いをしっかりと見詰め直した上で想いを伝えたいものです。
※このシリーズは協力企業各社提供の資料に基づいて掲載しています。 |
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