仏壇の基礎知識シリーズ23・・・ここが知りたい



●お仏壇に飾る仏具

大切な人をしのぶお仏壇。供養のために飾るものとして何が必要でしょうか。宗派などにより違いもありますが一般的に、お仏壇には線香や抹香を焚く「香炉」があります。線香の良い香りが隅々まで広がることから、すべての人に行き届く仏さまの慈悲を表すとされます。ろうそくを立てる「火立」。ろうそくの炎は知恵を表し、仏さまの知恵が人々を導いてくれます。「りん」は仏様をお呼びする仏具です。鐘の音が仏様と私たちの世界をつなぎます。お茶や水を入れる「茶湯器」とご飯を盛る「仏飯器」。それらを置き、一段高くして仏さまに供えるための「仏器膳」。お菓子や果物を盛る「高杯」。お花を供えるための「花立」があります。ほかにも「灯篭」や「経机」など、飾る仏具の意味を理解して、気持ちを込めてお参りしましょう。感謝の気持ちで手を合わせれば、お仏壇は生きる家族の絆ともなります。

※このシリーズは協力企業各社提供の資料に基づいて掲載しています。


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