昔から「お墓参りは真心を供え、来た時よりもその場所と自分の心を清めて帰る」のが基本のマナー、作法といわれています。手桶に水を汲みお墓所に着いたら、合掌して礼拝してから墓地の掃除を行います。花立ての水を入れ替え、生花を飾ります。半紙を敷いた上にお供物の菓子や飲み物をお供えします。香炉の場合、線香は立て、線香皿なら寝かせます。線香、ローソクの火を消す場合は手であおいで消します。お参りは故人と縁が深い順番で行います。お墓にたっぷり水をかけ、真正面に向かって静かに合掌します。数珠をかけた手を胸の前で合わせ、軽く目を閉じ、頭は30度ほどの角度で傾けます。ご先祖さまのご冥福を祈り、日頃の感謝の気持ちや報告したいことなどを真心から申し上げます。お墓参りが終わったら花、線香以外のお供物は必ず持ち帰りましょう。
※このシリーズは各社提供の資料に基づいて掲載しています。 |
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