葬儀の基礎知識 シリーズ04・・・ここが知りたい


葬儀・告別式の手順

「葬儀」とは故人をあの世へ送る儀式、「告別式」とは故人と会葬者が最後のお別れをする儀式です。開式1時間前には担当者と最終確認をします。
(1)焼香準備(親族・来賓)、(2)弔電披露順位、(3)火葬場へ行く車の台数、精進落しの料理数など。
おときは早めにとり世話役の方は、1時間前までに会葬返礼品、受付の準備を完了させておきます。喪主は焼香後に会葬者の挨拶を受けるために、立ち札に立ちます。読経終了閉式後は故人との最後のお別れです。出棺に際し喪主が親族代表の挨拶を行います。挨拶のポイントは、会葬参列へのお礼、故人の臨終までの簡単な経緯、生前お世話になったお礼、遺族の新たな決意などを明瞭簡潔に行います。

〔出棺の儀〕柩の蓋を外し、遺族、親族らが故人と最後の対面を行い「別れ花」を置いていきます。柩の蓋に釘を打つ儀式、釘うちは三途の川の石を表す小石で1人が2回、故人が無事に三途の川を渡れるようにと願いを込めて打ちます。

〔出棺〕足の方を前にして運びます。柩の先頭には位牌を持った喪主、骨箱、遺影を持った遺族が続きます。霊柩車に運び入れる時、反時計回りをして頭から入れます。遺影写真は火葬場へ持っていけませんので、担当者がお預かりいたします。火葬場同行者の方はすみやかにマイクロバスなどに乗車します。




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