お仏壇を飾る仏具について、意味を理解することで、より気持ちのこもったお参りをすることができます。
【香炉】線香や抹香を焚くための道具。良い香りが隅々まで行き渡ることから、すべての人々に行き届く仏様の慈悲を表わしているといわれます。お香、仏様の慈悲には「お浄め」の意味があります。
【ロウソク立て】ロウソクの火は仏様の「知恵」を意味し、仏様が大いなる知恵で人々を導いてくれます。
【花立て】本尊や先祖に花をお供えします。
【高杯】お菓子や果物を供えます。
【仏飯器】炊き立てのご飯を供える器。
【茶湯器】お茶や水、お湯を入れて供える器。
【りん】祈りが仏の世界まで届くよう、打ち鳴らす仏具。
【吊り灯籠・置き灯籠】本尊や位牌の姿を照らすもの。左右1対。
【経机】お経を読む時に経本を置く机。
【霊具膳】小型のお膳で、精進料理を供えるのが一般的。
【打敷】お釈迦様が座っていた高座の上に敷かれていた敷物が由来で、法要やお彼岸、お正月や命日に使用。
【常花】蓮の花をかたどった造花。永遠に咲き続ける花を意味し左右1対で飾ります。
【瓔珞】仏壇の中の天井や屋根の隅から吊り下げます。
【盆提灯】お盆のときにご先祖様や故人の霊が迷わず帰ってくるための目印で、迎え火送り火の役割をします。
※このシリーズは各社提供の資料に基づいて掲載しています。 |