葬儀の基礎知識 シリーズ01・・・ここが知りたい


●お葬式の手順
◆危 篤
危篤や死亡を知らせたい人のリストアップ。親戚や友人など会わせたい人に連絡、危篤に立ち会います。
◆臨 終
医師が臨終を告げた時刻を確認しておきます。末期の水をとります。病院等で死亡の場合は搬送の手配をします。この時依頼する葬儀社が決まっていれば病院の指定業者に依頼するより費用の面でお得です。
◆遺体安置
自宅の部屋を整理し、布団に北枕で安置します。遺体の身繕いをします。男性なら髭をそり、女性なら髪を整え薄化粧をします。
◆枕飾りと枕経
枕飾りとドライアイスは葬儀社が手配します。菩提寺に連絡し枕経を依頼します。
◆準 備
僧侶との打ち合わせ。前もって親族で、葬儀の日程、場所、規模などを大筋で決め相談、菩提寺がない場合は葬儀社に相談すれば紹介してくれますが、宗旨を調べておく必要があります。隣近所へ死亡通知をします。自治会長に通知し町内へ連絡してもらいます。
◆葬儀社を決め打合わせる
葬儀社、取持組を含め役割分担を打ち合わせせます。死亡届出と火葬許可証交付手続きは葬儀社が代行します。遺影写真の選定と、参列者数を大筋で決めます。後は、必要に応じて葬儀社と打ち合わせして決定します。ここで大切なことは、地元で長く葬儀に携わって信頼が厚く親身になって対応してくれる葬儀社を選ぶということです。そしてどんな葬儀でありたいかを相談することも大切です。
◆納 棺
通夜までに遺体を棺におさめます。脱脂綿にアルコールを浸し体を拭きます。最近では湯灌を葬儀社に依頼すれば体をぬるま湯で清め死化粧を施し、仏衣(経帷子)を着せてくれます。親族が一同に会し棺に納めます。



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