●歩き方やしぐさで状態を察知・・・180527掲載

柔道整復師 松本接骨院(扶桑) 松本義久さん(52)

「特に新しくみえた方に対してですが、当院に入って来られた時の歩き方やしぐさ、様子などを、いつも注意をして見ていますね」と、松本接骨院=扶桑町高木=の院長、松本義久さんは話します。
人は痛めた体の部位や悪い所をかばう姿勢を自然に取ることが多く、いち早く患者さんの状態を見極める上で、とても大事なことだと思っているそうです。従来より行われていた手技や湿布のみに固執するのではなく、新しい方法を取り入れることで、これまでのイメージを払拭したい、と松本さんは言います。柔道整復師は、国が認定した大学や専門学校で解剖学や生理学などの専門知識を学んだ上、国家試験に合格して初めて厚生労働大臣免許の下、施術を行うことができる国家資格です。修得した知識や技術をより有効に発揮させるために、最新の医療機器を利用することも必要だと、松本接骨院でも従来の低周波に加え、超音波(画像診断装置)やレーザーなどの機器を導入して施術に役立てています。また、介護や福祉の方面でも貢献できればと、松本さんは機能訓練指導員の勉強もしており、その一環として接骨院まで来られない人のために家まで出向き、施術を行っています。
そんな忙しい日々を送っていても、「柔道の合間に仕事をしている」と奥様に言われるほど、松本さんは柔道にも力を注いでいます。扶桑柔道会会長、これが松本さんのもう一つの顔です。中学3年から柔道を始め、現在六段の腕前。子どもたちに週2回、柔道の指導をしています。柔道の受け身を練習することで少しでもケガをしないようになれば、との思いもあるそうです。開院して22年、今でも最初にみた患者さんの顔を覚えていると言う松本さん。子どもから高齢者まで、松本さんの人柄を慕ってやって来る患者さんたちで、松本接骨院は毎日にぎやかです。


松本接骨院
ヘルシースリムふそう併設)



丹羽郡扶桑町大字高木字高木前533
TEL 0587-93-0566
受付時間/AM8:00~PM9:00
ホームページ http://www.y-matsumoto.com





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